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40代更新の保険料アップは
予想以上!?

更新型の保険と気づかずに・・・

保険商品の中に「更新型」と呼ばれるものがあります。これは一定期間(10年など)で更新が必要です。
多くの場合、更新時はそのときの年齢に応じた保険料になり、値上がりします。
商品によっても異なりますが、2万円の保険料が7万円(約3.5倍)になる例もあります。

特に大きな病気にかかることもなく40歳を迎え、保険の内容や保険料も気にしていなかった時に・・・

「更新のお知らせ」の案内が来て、更新が必要だったことに加え保険料の高さにも驚く人は少なくありません。

どうして保険料がアップするの?

保険料は死亡または病気にかかるリスクを元に設定されています。
若いうちはそのリスクが低いため、保険料は安くなります。

「更新型」は保険期間を短く設定することで、加入時の保険料を抑えています。

30歳のときに10年ごとに更新する保険に加入した場合、保険期間は10年で終了します。引続き保障を継続する場合は更新時の年齢(40歳)で保険料を算出するため保険料がアップします。
30歳よりも40歳の方が死亡や病気のリスクは高まるからです。

そして、この保険を継続していくと50歳、60歳でも保険料が上がります。
更新型といっても、更新時の年齢で10年満期の保険に加入をし直すという意味合いが強いです。
年齢を重ねれば重ねるほど保険料が上がり、将来的には負担が大きくなりすぎてしまいます。

払えないと諦める前に

保険料が上がり、払えないからと解約する前に、現在のご家族状況と保障がマッチしているかをよく考える必要があります。
既存契約の営業担当から新しい提案を受ける場合も鵜呑みにせず、じっくりとこの先、どのくらいの保険料を払って、いくらの保障を残すか?を考えましょう。
その上で、既存の契約を更新すべきか新しく保険を選びなおすかどうかを判断する必要があります。

まとめ

多くの方が30代後半から40代で更新を迎えます。20代の時に加入した生命保険の詳細を正確に覚えている方は少ないのではないでしょうか。

更新のお知らせがきても慌てずに、保険について考えてみましょう。

しかし、保険を更新した方がよいのか、新しい保険に加入した方がよいのかをご自身だけで判断することは難しいのが現状です。
ファイナンシャルプランナー(FP)と一緒であれば、現状の保険を更新する際のメリットやデメリットの説明を聞くことができます。また、新しい保険にするのであれば複数の商品から比較して選ぶことができますのでおすすめです。

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