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20代なんとなくはNG!
初めての保険選び

「新社会人になったら保険に入る」は正しい?

社会人になると保険会社の営業担当から積極的に声を掛けられることも増え、自分自身の保険について考えるきっかけになったという方も多いでしょう。

「年齢があがると保険料が高くなる」
「健康なうちに加入しないと、あとで保険に入れなくなる」

このような話を聞いたことがあるのではないでしょうか。確かにこれらは間違ってはいません。
しかし、すべてを鵜呑みにせずにしっかり保険について考えてみましょう。

保険選びの前に知っておきたい大切なこと

保険は自分に合った使い方をすればとても有益なものです。なんとなくやみんなが入ったからという理由で選ぶのはおすすめできません。

初めての保険選びで大切なことは「なぜ保険が必要か?」をしっかりと考えることです。

生命保険は残された遺族のために死亡保険金を支払う保険です。
「あなたが亡くなったら生活が困る人がいるかどうか?」を考えてみましょう。

また、医療保険は主に病気やケガで入院治療をした場合に保険金が支払われる保険です。すべての治療費が保障されるものではありません。
健康保険は3割負担で、高額療養費制度も整備されています。
公的な保障範囲もしっかり理解することが大切です。

これらを踏まえた上で自分にとって何が必要で、何が不要か?
また、いつになったら必要になりそうかを考えることが保険選びの第一歩です。

なんとなくはNG!保険の必要性を意識する

インターネットで比較したり、調べることに慣れている20代にとっても保険商品の比較は意外に複雑です。
種類が多いこともありますが、同じ保障内容でも保険金が支払われる条件が違う等、知識がないと正しい選択をすることが難しいものです。

また、保険会社の営業担当に説明を受けて、よくわからないけど必要そうだと感じたから、友人も入ったから、親に入ったほうがいいのではと言われたから等の理由でなんとなく決めてしまわないようにしましょう。

保険商品それぞれの違いや説明を理解することが大切と思いがちですが、一番大切なのは「何のために何の保険が必要か」を意識することです。

保険の検討タイミングを知っておく

20代で「なぜ保険が必要なのか?」を考えることで、今後どういうタイミングでどんな保険が必要なのかがわかるようになります。
結婚したら、住宅購入をしたら30代になったら・・・
人生の様々な場面でやるべきことの1つとして「保険」をしっかりと検討できます。

まとめ

初めて自分で保険を考え始める20代は、すぐに保険商品を選ぶことよりもそもそも保険とは何かを知っておくとよいでしょう。
無駄な保険料を払うことも、必要なのに保険に入らないことも共に大きなリスクです。

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